家づくりコラム
【実験結果アリ】電気代を月4,000円も節約できた!コスパの高い低燃費住宅
こんにちは!埼玉県鴻巣市の一級建築士事務所「佐藤ホーム」のブログ編集部です。
暑い夏や寒い冬には特に嵩む電気代。しかし、同じ広さでも家の構造によって電気代の額が異なることをご存じでしょうか?
当社が手掛けている“低燃費住宅”という家づくりは、電気代の節約にも繋がる経済的な構造になっています。
今回はそんな快適で経済的な家づくり“低燃費住宅”の魅力にクローズアップ!低燃費住宅の特徴や2棟のモデルハウスを使って行なった「電気代に関する実験結果」をご紹介します。
電気代が嵩んでしまうのは仕方ない?
夏の厳しい暑さも和らいできた今日この頃。エアコンをつけっぱなしにしていた夏とは違い、過ごしやすくなりましたね。
しかし、夏に使用した分の電気代に驚いた方も多いのではないでしょうか?
「暑かったから電気代が高いのは仕方ない……」「どの家も電気代はきっと同じくらい……」そんな風に思っている方が多いと思いますが、実は家の構造によって、同じ広さでも夏の間にかかる電気代の額が大きく異なるんです!
電気代が安く済む“低燃費住宅”とは?
なぜ家の構造によって電気代の額が異なるかというと、そのポイントは2つあります。
1つは、室内の保温性。せっかく室内の空気をエアコンで冷やしたり暖めたりしても、保温性が優れていないと、すぐに室温がエアコンを付ける前に戻ってしまいます。また、保温性が優れていると少ないエネルギーで家の中を冷やしたり暖めたりできるので、冷暖房機器自体の数も少なくて済みます。
もう1つのポイントは、日射遮蔽・取得の点。窓から差し込む日差しは、冬は暖房代わりになってくれますが、夏は日射しによって室温が上がってしまうこともあります。そのため、冬は日射しを取り入れ、夏はなるべく日差しが入りにくいよう窓を設計しなくてはなりません。
当社が手掛けている“低燃費住宅”という家づくりは、高気密・高断熱で室内の空気を逃がしにくく、まるで魔法瓶のように保温性に優れた構造になっています。加えて、シミュレーションソフトを使用し、季節ごとの日の入り方を考慮して窓の設置方法を工夫するなど、日射遮蔽・取得にもこだわっています。
実際に、当社の低燃費住宅のモデルハウスに宿泊体験していただいたお客様からは、「夏の暑い日でもエアコン1台で事足りた!」という声が多く寄せられています。
<参照記事>
35度超の猛暑日に低燃費住宅で宿泊体験!本当にエアコン1台で一戸建て全体が冷えるのか?
快適&身体に優しい家づくり!地震・湿気対策にも有効的な“低燃費住宅”
夏涼しく冬暖かい!窓の工夫で日差しを有効活用する低燃費住宅の仕組み
ほとんど同じ広さなのに約4,000円も違う!1ヵ月間の電気代
理屈では理解できても、実際どのくらい電気代がお得になるかがわからないと低燃費住宅の魅力を感じにくいですよね。そこで、低燃費住宅の経済性を明確にすべく、当社では2019年6月に実験を行ないました。
実験には、低燃費住宅とそうでない住宅、2棟の当社モデルハウスを使用。2棟とも2階建て・同じくらいの広さなので、
・2階のエアコン(8帖用)を1台のみ稼働
・設定温度24℃
・風量自動
・1ヵ月間点けっぱなし
の条件で、どちらの方が電気代がかかるのかを比べてみました。
結果は画像の通り。低燃費住宅のモデルハウスの電気代は5,496円だったのに対し、低燃費住宅ではないオリジナルモデルハウスの電気代は9,356円。同じ条件で実験しているのに約4,000円も差がありました!
ちなみに低燃費住宅のモデルハウスでは、実験期間中に宿泊体験も行なっていたので、エアコン以外の電気使用量もあったのですが、それでも低燃費住宅のモデルハウスの方が安く済みました。
実験の結果を見てわかるように、低燃費住宅は経済的に優れている家づくりと言えるでしょう。
埼玉県で低燃費住宅を建てるなら、鴻巣の注文住宅工務店・佐藤ホームへお任せください!
佐藤ホームではモデルハウスでの宿泊体験も受付中。「実際に宿泊して、低燃費住宅の魅力を知りたい」「低燃費住宅の良さを体感したい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
※宿泊体験についてはこちらをご参照ください。