家づくりコラム

平屋を高断熱・高気密にするメリットとは

こんにちは!埼玉県鴻巣市にある高断熱・高気密な注文住宅工務店「佐藤ホーム」のブログ編集部です。

2階や3階を設けずワンフロアで生活できる「平屋」は、ゆったりした暮らしを求める人を中心に、根強い人気があります。ところで、平屋ライフを快適にするには、住宅の断熱・気密性能が大切なことをご存知でしょうか。

今回は、平屋を高断熱・高気密にすることのメリットをご紹介します。

平屋を高断熱・高気密にすると「夏」が快適になる

高断熱・高気密な平屋のメリットとは、平屋だからこそ起こりやすい夏場の室温上昇を防げることです。

「真夏でも涼しさを保ちやすい」というのはすべての住宅にとって大切なことですが、平屋ではこのメリットをより強く実感できます。というのも、平屋には「2階や3階のある家に比べて、夏に家全体の室温が上昇しやすい」という特徴があるからです。
暑い男性_平屋を高断熱・高気密にするメリット|佐藤ホーム

平屋の夏が暑いと言われる理由

夏、平屋の室内が暑くなりがちな理由はおもに2つあります。

屋根からの熱をさえぎる上層階がない

外から建物に入る熱の2割近くは屋根からやってきます。つまり、照りつける太陽光を受ける屋根に近ければ近い部分ほど、室温は上昇しやすいのです。

2階建ての家では、夏、2階は1階よりも暑くなります。「2階のエアコンは1階よりも設定温度を低くしている」という人もいるでしょう。逆に言えば、2階のある家は、2階をはさむことで1階部分の室温上昇をある程度、抑えられているのです。

その点、平屋は2階という熱を遮る部分がないため、家全体が暑くなりやすいと言えます。
木の葉からみえる夏の日差し_平屋を高断熱・高気密にするメリット|佐藤ホーム

日当たり重視の間取りを採用していることが多い

平屋は、周囲の建物に比べて高さが低くなることが多いため、影になりやすく、日当たりの確保が課題になることがよくあります。特に、都市部の住宅密集地などでその傾向が目立ちます。

そこで対策として「大きな窓を複数取り付ける」「光が降り注ぐよう天井に近い位置に窓を取り付ける」など採光面での工夫を行うことも多いのですが、これが、真夏の室温上昇を招く原因になってしまいます。

「日本は「窓の後進国」!? 断熱効果抜群な「樹脂サッシ」の普及率を世界と比較してみました」でご紹介した通り、夏、室内に流入する熱は7割以上が「窓」からやってきます。つまり、窓を増やすほど夏は暑くなりやすいということです。
空調が整った部屋_平屋を高断熱・高気密にするメリット|佐藤ホーム
このように、2階・3階建てに比べるとどうしても「暑さ」がネックになりがちな平屋では、高断熱・高気密化がとても大切なのです。

高断熱・高気密の平屋なら、ロフトも有効活用できる

夏の室温上昇を抑えやすくすれば、平屋にとって大切な収納スペースである「ロフト」や「小屋裏収納」も活用しやすくなります

2階建てに比べると床面積が狭くなることも多い平屋は、収納スペースの確保も課題の1つです。デッドスペースとなる天井裏に設けられるロフトや小屋裏収納は、限られた空間を有効活用できて人気ですが、屋根の真下に位置するぶん、夏にはかなり暑くなることも。

せっかく用意した空間が「暑すぎて使えない」とならないためにも、断熱性・気密性にはこだわりたいものです。

魅力多い平屋の家を建てるなら、高断熱・高気密にしよう

風鈴_平屋を高断熱・高気密にするメリット|佐藤ホーム
平屋には「階段がないためバリアフリーなデザインで末長く住み続けられる」「家事の動線の効率が良い」「家族が一緒に過ごしやすくコミュニケーションが増える」といった多くのメリットがあります。

「広い土地がないと平屋は建てられないのでは」と思う人もいるかもしれませんが、近年、コンパクトで暮らしやすいサイズの平屋住宅も増えています。家づくりを検討する際は一度、平屋という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。高断熱・高気密をセットにすれば、平屋ライフの可能性がますます広まります。

高断熱・高気密な平屋を建てるなら、埼玉県鴻巣市の工務店「佐藤ホーム」へ!

佐藤ホーム_平屋を高断熱・高気密にするメリット|佐藤ホーム佐藤ホームでは、断熱性・気密性を高めた家づくりに取り組んでおり、平屋の施工事例も多数ございます。埼玉で高断熱・高気密な家を建てるなら、鴻巣市にある注文住宅工務店・佐藤ホームにお任せください。