家づくりコラム

低燃費住宅は健康住宅!冷えを防いで健康になる家づくりとは

 

こんにちは!埼玉県鴻巣市の一級建築士事務所「佐藤ホーム」のブログ編集部です。

 

今回の記事から、佐藤ホームの魅力を伝えるべく新コーナーをスタート!

記念すべき第1回目となる本コラムでは、当社社長の佐藤英雄にインタビューしました。

 

佐藤ホームでは“快適で、健康で、経済的で、丈夫で長持ちする低燃費住宅”という家づくりを積極的に行なっています。

 

そこで今回のインタビューでは、佐藤ホームが低燃費住宅を手掛けるようになったキッカケや、低燃費住宅の魅力についてクローズアップしました!

 

 

低燃費住宅は、身体に優しい家づくりの手法

 

――まず、低燃費住宅という家づくりのスタイルに出会ったキッカケを教えてください。

 

今から5年ほど前、普段から愛読している業界紙に掲載されていた記事を読んだことが始まりです。

その記事では“エネルギーパスという手法を用いて家の燃費をお客様へ提示し、家づくりをしている”という住宅メーカーを取り上げていて、私は「車のように家の燃費も計算出来るの?」と疑問に思いインターネットで調べ始めました。

 

実は、エネルギーパスとはEU全土で義務化されている「家の燃費を表示する証明書」のこと。一年を通して快適な室内温度を保つために必要なエネルギー量が明記されているといいます。

 

さらにエネルギーパスについて調べて行くなかで「一般社団法人日本エネルギーパス協会」の存在を知り、2014年7月に協会が主催するセミナーに参加。

 

そのセミナーで『低燃費住宅』という家づくりの手法に初めて出会い、“ぜひ佐藤ホームでも低燃費住宅に取り組んでみたい”と思うようになりましたね。

 

その後3回に渡って行なわれた研修会で、低燃費住宅が健康住宅であることも知って、ますます低燃費住宅に対する気持ちが高まりました。

 

――健康住宅とは、具体的にどのような住宅を指すのでしょうか?

 

健康住宅とは、“健康を害することのない快適で過ごしやすい家”のことです。

 

実は、日々の健康づくりにおいて「家のつくり」は重要なポイント。室内の寒さや温度差、カビの発生など、家のつくりが原因で健康が害されることもあります。

 

特に『冷え』は万病の元。家が寒いと、身体が冷えて体調を崩してしまうことも多いのです。

また、窓ガラスや窓枠に発生する結露は、壁の中に発生することもあります。窓が結露した場合はすぐに拭けますが、壁の中だと拭くことが出来ないですよね?しかし、結露を放置しておくとカビが発生し、カビを餌としているダニも発生する。

 

その結果、壁の中で発生したカビやダニが原因で、アレルギー疾患が発症することもあるのです。

 

そんな家のつくりによる体調不良を防いでくれるのが、低燃費住宅。断熱性や気密性を高めることで家の中の温度差をなくしたり、壁の中の結露を防いでくれるつくりになっています。

 

低燃費住宅は光熱費などの燃費が良いだけでなく、“身体にも優しい家づくり”なのです。

 

 

経済面でもお得。暑い夏も寒い冬も快適に過ごせる

 

――低燃費というと、コストパフォーマンスなど経済的な魅力があるように感じられますが、身体にも優しいのですね!

 

そうなんです。もちろん、経済面がお得になるという魅力もあります。

 

シロアリや地震対策などもしっかり行なっているので、低燃費住宅は「長寿命」。また、断熱性と気密性を高めることにより、“保温性が高いつくり”になっているのもポイントです。

 

――保温性が高いと、具体的にどのような効果が実感出来るのでしょうか?

 

保温性が高いと、少ないエネルギーで部屋の中を暖めたり冷やしたりできるので、“冷暖房機器による電気代の節約”に繋がります。

 

また、“温度と湿度を家全体で一定に保てる”のも低燃費住宅の魅力です。各部屋で冷暖房や加湿器を使って温度や湿度を調整することなく、ストレスのない状態で快適に過ごせます。

 

家の中に設置する冷暖房機器自体が少なく済むので、購入費や交換費なども浮かせられますよ。

 

実際に、日本エネルギーパス協会の研修の一環で、香川県にある低燃費住宅のモデルハウスで宿泊体験したことがありますが、冬でも家の中がとても暖かくて大変驚きました。

 

体験したのは2月初旬の寒い時期でしたが、外の気温が2℃でも暖房を使っていない状態で室内温度が22℃。また家中どの部屋に行っても、ほとんど温度差がありませんでした。

 

さらに、一晩たって朝起きたときの室温は、暖房を使っていない状態で24℃。5人で宿泊したので、人の体温により室温が上がったようです。

 

 

――なるほど。低燃費住宅は健康面や経済面、さらには快適性も優れているのですね。

 

他にも「防音性」を高める効果や、日射遮蔽を考えたつくりなど、低燃費住宅には様々な魅力があります。一般住宅に比べてしまうと初期費用が嵩みますが、長い目で見れば低燃費住宅を建てた方がお得といえるでしょう。

 

当社では、そんな低燃費住宅を実際に体験いただけるように、埼玉県鴻巣市にモデルハウスを完備しています。

 

『宿泊体験』も行なっていますので、ぜひ一度低燃費住宅の心地よさを体験してみてください!

 

 

未来を見据えた快適な家づくりを

 

インタビューで佐藤社長が語ったように、低燃費住宅にはたくさんの魅力があります。

 

健康に配慮し、長寿命で、電気代の節約にも繋がる快適な家……。

低燃費住宅は自分達の次の世代まで繋がる、“未来を見据えた高性能な住宅”といえるでしょう。

 

これから家を建てようと考えている方は、ぜひ低燃費住宅による家づくりを検討してみてください!