家づくりコラム
新築の無垢床メンテナンス・汚れ落とし・傷の修復法:講習会レポート第1弾
こんにちは!埼玉県鴻巣市の一級建築士事務所「佐藤ホーム」のブログ編集部です。
今回は、当佐藤ホームにて注文住宅を建てていただいたOB様向けに、無垢床や漆喰壁のお手入れ方法をレクチャーするべく2019年7月21日に開催した、「メンテナンス講習会」の様子をレポートします!
前編となるこちらの記事では、第一部である「無垢床のお手入れについて」の講習会の様子をクローズアップ。無垢床の特徴やお手入れのポイントなどをご紹介します。無垢床の家に住んでいる方はもちろん、無垢床について詳しく知りたいという方はぜひチェックしてみてくださいね。
今回実施したメンテナンス講習会について
今回講習会の講師を務めていただいたのは、自然塗料やクリーナーワックスなどを扱っている株式会社イケダコーポレーションの高橋さん。実際に販売しているクリーナーワックスなどを使用して、お手入れの実演を行なっていただきました。
講習会に参加されたのは、当佐藤ホームにて新築を建てていただいたOBの皆様。全員、無垢床の家に住んでいらっしゃる方々です。
一年中快適に過ごせる!無垢床の特徴
まずは、無垢床の特徴について説明します。
無垢床の特徴は何といっても、触り心地が良いこと!調湿効果があるため梅雨の時期でもベタつきにくく、裸足で歩いても快適に過ごせます。また、冬は木のぬくもりによる温かみが感じられるのも魅力です。
今回お集まりいただいた参加者の方々からも無垢床の触り心地は好評!
実際に無垢床の家を建てた方へ向けたアンケートでも、
「素足での感覚がとても気持ちいいです。お友だちにも羨ましがられます」
「柔らかく暖かいので、感触が心地よいです。無垢床にして本当に良かったです」
といったコメントが寄せられています。
無垢床の汚れを落とす方法
講習会では、まず参加者へ資料を配布。お手入れ方法をまとめた冊子を参考に進行していきました。
ちょっとした汚れには乾拭きだけで◎クリーナーワックスを使うのもおすすめ!
講師の高橋さん曰く、無垢床に付いたちょっとした汚れを落とす際には、布巾などで乾拭きするのがおすすめだそう。もし乾拭きでは汚れが落ちにくい場合は、水拭きで落とすといいます。
水拭きだけでも汚れは落とせますが、クリーナーワックスを使うのもおすすめだとか。クリーナーワックスは汚れを落としやすくするだけでなく、塗料の油分を補う役割もあります。そのため、水拭きをしたあとにクリーナーワックスを使えば、無垢床がよりきれいになるとのことです。
また、ワックスとしての保護効果もあるため、汚れや傷がつきにくくなるのも魅力だといいます。
クリーナーワックスを使ってのお手入れを実践!
高橋さんによる解説のあとには、参加者の皆様でお手入れ方法を実践!クレヨンや水性ペン、油性ペンを使って木の板に汚れを残し、クリーナーワックスを使用して汚れを落としてみました。
実際にお手入れをしてみて、「乾拭きの場合は油性ペンの汚れはビクともしないけど、クリーナーワックスを使うと落ちやすい!」という声もあがりました。自ら試すことによって、クリーナーワックスの効果や必要性を実感されたようです。
講習会後には、クリーナーワックスの購入を希望する参加者も多くいらっしゃいました。
無垢床についた傷のお手入れ方法
続いて、無垢床についた傷やへこみのお手入れ方法をレクチャーしていただきました。
こちらも、まずは実際に木の板にトンカチで傷をつけて、その傷を修復するべく独自の方法を用いてお手入れを実施。意外なお手入れ方法に、参加者からは「お~!」と驚きの声があがりました。
講習会中には、講師の高橋さんへ参加者から質問が寄せられるシーンも。参加者それぞれの質問にも丁寧に対応していただきました。
休憩中には参加者同士による交流も♪
第一部である「無垢床のお手入れについて」の講習会が終了した後は、休憩タイム!ドリンクや手作りのケーキなどを食べながら、参加者同士の交流を楽しまれている様子でした♪
休憩後には第二部となる「漆喰壁のお手入れについての講習会」を実施。その様子は後編の記事にてご紹介しておりますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください!
今回のメンテナンス講習会のように、佐藤ホームでは新築OB様向けにアフターフォローもしっかり実施。完成したお家で快適に過ごしていただけるように配慮しています。
建築に関することだけでなくメンテナンスに関するご相談にも応じておりますので、家を建てる際にはぜひ佐藤ホームにお任せください!