リフォーム施工日誌
内窓で悩みの結露を断つ!(埼玉県 鴻巣市・H様邸)
2016/05/23
窓に結露、という季節も過ぎましたが、毎年、この結露に悩まされているお客様が多いようです。
窓などの開口部は、断熱性能が特に落ちる箇所だと言えます。
築年数の経った住宅の窓は、アルミサッシ+単板ガラスというのが一般的ですので、
断熱性が乏しく結露がしやすいでしょう。
そのまま放置すると、窓周りの木部や壁紙を痛めたり、カビが発生したりと健康上もよくありません。
最近の住宅の窓は複層ガラスが一般的です。
サッシはアルミサッシ、アルミ(外側)+樹脂(内側)複合サッシ、オール樹脂サッシ等があります。
サッシを樹脂にすることで熱の伝わりを抑え断熱性を高め、結露を抑えることができます。
しかし、サッシを交換するのは内外壁を壊すことになるので、コスト的にもおすすめはしていません。
そこで、内窓という選択肢が出てきます。簡単に言いますと、2重サッシ。
サッシを2重にすることで、複層ガラスの効果を得られるものです。
断熱性・遮音性が上がり、結露も軽減できます。施工が簡単で、コストも抑えることができますので、
お客様のご要望が多いリフォームの一つです。
今回、H様邸では1階床のバリアフリーに続き、1階のサッシに内窓を設置しました。
一部、キッチンの勝手口ドア、階段のサッシは、ガラスを真空ガラスに交換しました。
真空ガラスは名前の通り、2枚のガラスの間が真空層になっており、断熱性を上げ
結露を防ぎます。
≪内窓≫
■掃出し窓と出窓
■腰高窓
内窓(リクシル/インプラス)
http://www.lixil.co.jp/lineup/window/inplus
≪真空ガラス≫
真空ガラス(日本板硝子/クリアFIT) http://glass-wonderland.jp/products/clearfit.html