スタッフ日誌
結露の話
今年も残りわずか!皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
この時期になるとサッシ廻りが気になってきませんか?
「なんか窓の近くが寒い!」 「窓が結露してる!」など…
築28年の我が家はアルミサッシの一枚ガラスなので、この時期になるといつもこんな感じでビチャビチャです…
よくよく見るとカビも発生しています…
この結露が家族の健康を害する危険性があるということをご存知でしょうか?
『ハウスダスト』という言葉を皆さん一度は耳にしたことがあるかと思います。
ハウスダストとはペットや人の皮膚(フケ)、カビやダニなどが混ざったもの、つまりは『室内塵』のことをいい、
これらを人が吸い込むことで鼻炎や喘息などの症状が出てくるのです。
結露が発生するとカビが発生する。そのカビを食べにダニが集まってきます。
つまり、結露を防ぐことはハウスダストの発生源を断つことにもなるのです。
では、どうすれば結露を防ぐことが出来るのか…?
家の断熱性能を上げることが解決策の一つと考えられていています。
実際に断熱性能を向上させることで気管支喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの症状が、
右肩上がりに改善されていったという、調査報告データが近畿大学の岩前 篤教授より発表されています。
近年、ヒートショックのことも不安視されています。
これも家の断熱性能をあげ、部屋の温度を一定に保つことで改善されると考えられています。
家の性能を高めることは、結露やカビの発生を抑えるだけでなく、
家族の健康を守るための家づくりと言えるのではないでしょうか。