健康
よい家づくりとは外から見えない壁の中の材料にもこだわった家づくり。
家が原因で病気になるなどあってはいけません。
しかし、寒さや温度差、カビが原因で健康が害されているという事実があります。例え、目に見えないところでも手を抜かずに健康を守ります。
結露・カビの発生を防ぐ
冬場、窓ガラスや窓枠によく見かける『結露』。
これは温度差によって発生していますが、窓際だけでなく壁の中でも発生していることがあります。
結露をそのまま放っておくとカビが生えてくることがあるので、カビが生えないよう窓は拭くことができますが、壁の中はどうでしょうか?
目に見えない壁の中が結露していても対処することが出来ず、カビが発生している可能性もないとは言い切れません。
そして、カビが発生するとそのカビをエサとしているダニも発生します。
カビとダニ。これらが原因でアレルギー疾患が発生するということもあるので、結露を防ぐことが家族の健康を守る必須条件となってくるのです。
断熱性・気密性を高める
昔から『冷えは万病の元』と言われていますが、体が冷えると様々な病気を引き起こす可能性があります。
例えば、『冷え性』。手や足先の寒さから寝つきが悪くなったり、貧血などの症状を起こすことがあります。
これも家が寒いことが起因していることがあります。
建物自体の断熱性が高ければ、極度な温度差を生むこともありませんし、気密性を高めれば隙間風なども防ぐことができます。
また、冬場によく耳にする『ヒートショック現象』。
寒い脱衣室から一転し、熱い浴槽に浸かることで急激な血圧低下を引き起こし、めまいや立ち眩みのような状態に陥り、 場合によっては意識を失い、そのまま浴槽内で溺死してしまうということがあります。
浴室での溺死者数は年間の交通事故死者数の3~4倍とも言われています。
この数字は世界的に見てもかなり高い数値となっています。
これも断熱性・気密性を高め、家の中の温度差がなくすことで防ぐことができます。
深呼吸したくなる空気環境
山登りやハイキングなどで山や森に行ったとき、思わず深呼吸をしたくなることありますよね?
木の香り、草花の匂い、自然の空気というのは澄み切っていて癒される空気環境です。
お家の中も無垢の床材や漆喰の壁などの自然素材を使ったお家づくりをすることで、思わず深呼吸したくなるお家になるのではないでしょうか。
人が一日で最も多く摂取するのは『空気』です。
空気環境づくりというのも家族の健康を守る大事な要因の一つだと考えます。